こんにちは!
突然ですが,あなたは讃岐うどんが好きですか?
私は大好きです。
讃岐うどんの名店もいくつか知っていて定期的に通っているのですが,世の中的に外食が難しいこともあり,「おうちで本格的な讃岐うどんが食べたいなあ」という思いが日に日に強くなっています。
そこで,今回は自宅で美味しい「釜玉うどん」を作ってみたいと思います!
作り方
【材料】(3人分)
- うどん…480g (160g/人)
- 卵…3個 (1個/人)
- 大根…10cm程度
- ミョウガ…2本
- 生姜…2かけ
- 長ネギ…お好み
手順①お湯を沸かし始める(強火)
まずは大鍋にお湯を沸かし始めます。
この時,あまり鍋ギリギリまで水を入れないように注意する必要があります。
(水を入れ過ぎると後で吹きこぼれの原因になります)
手順②大根おろしを作る
お湯が沸くまでの時間を利用して,この料理において最も手間がかかる「大根おろし」を用意しましょう。
お好みの長さに切った大根(今回は長さ約10cm)を洗い,皮を剥きます。
料理初心者が野菜の皮を剥く時,野菜を手に持って皮を剥くと意図せずに包丁が動いて手を切るリスクが非常に高いので,写真のようにまな板に野菜を置き,押し付けて回すようにして着実に皮を剥くと良いです。
こうすることで,急に包丁が動いてもその力はまな板の方に流れるので怪我のリスクを格段に下げることができます。
上記はジャガイモの芽を取る際などにも有効です。
さて,皮を剥いたらあとはゴリゴリと擦って大根おろしを作っていきます。
コツとしては大根に少し角度をつけて斜めにすることです。
こうすることで,ただ平らな面をスライサーに当てている時よりよく擦れるようになると共に,余計な力も使わずに済むようになります。
手順③ミョウガを切る
ミョウガを縦に細切りにします。
幅はお好みですが,太過ぎも細過ぎも食感を損なうので,私は5mmを目安に切りました。
このタイミングでお好みで生姜をおろし,長ねぎを切っておくと効率的です。
手順④うどんを茹でる(中火)
お湯が沸騰したら,火を弱めて中火にし,いよいようどんを茹でていきます。
今回使うのは,本場・香川県の讃岐うどんメーカー「こんぴらや」の半生うどんです。
この麺のすごいところは,讃岐うどん最大の魅力である「コシ」が自宅でもしっかりと味わえる点です。
茹で時間は12~15分程度が良いようですが,個人的には15分だと麺が柔らかくなり過ぎるように思うので12分で茹でることにします。
うどんは投入後,箸などで常にかき回して鍋の中を循環させるようにします。
こうしないと,麺同士がくっついたり,鍋の底に麺が張り付いたりします。
この工程で気をつけたいのは,「火の勢いを強くし過ぎないように十分注意する」ことです。
火が強過ぎると,写真のように泡が沢山出てきて吹きこぼれが起きる原因になります。
手順⑤盛り付けをする
さて,吹きこぼれを何とか回避し,茹で時間の12分が経過しました。
うどんも写真のように艶が出てきています。
ここで火を止め,素早くうどんを丼に移していきます。
ここでモタモタしていると,うどんが茹ですぎになり,コシが失われます。
可能な限り素早くうどんを丼に移しましょう。
写真のような竹トングを使うと,簡単に麺を移すことができます。
麺を移し終わったら,大根おろし・ミョウガ・生姜・長ねぎを盛り付けていきます。
最後にお好みで揚げ玉を載せて,サッと全体につゆの素をかけ,卵を落とせば,釜玉うどんの完成です!!
まずはうどんと大根おろしのみで味わった後,お好みのタイミングで生卵を全体に広げると,卵黄とコシのあるうどんが絡まってなんとも言えない美味しさを楽しむことができます。
まとめ
今回は,自宅で楽しめる本格釜玉うどんの作り方をご紹介しました。
釜玉うどんは和製カルボナーラとも言える料理で,素材や工程がとてもシンプルなところもよく似ています。
カルボナーラよりもあっさりした風味なので,そこまでガッツリ食べたくない気分の時にも適した料理と言えるかもしれません。
レシピの主なポイントとしては,以下になります。
- まずはお湯を沸かす
- お湯が沸騰するまでの間に大根おろしなどを用意する
- 大根の皮を剥く時はまな板に大根を置いて行う
- うどんを茹でる際は鍋の中をよくかき回す
- うどんが茹で上がったら手早くうどんを丼に移す
このレシピが私のように料理初心者の方のスキルアップに少しでも貢献できていたら幸いです。
ではまた次回お会いしましょう!