はじめに
こんにちは!
今回は,全くの料理初心者である私が,昔ながらの洋食屋さんで出てくるような基本的なオムライスのレシピをご紹介したいと思います。
レシピサイトなどで「オムライス」で検索をかけると,オムライスにかけるデミグラスソースを一から作るレシピが多く見つかりますが,料理初心者にそんなことをしている余裕は正直ありません(汗)
料理初心者である私は,まずは手間ひまをかけ過ぎずに平日夜にも作れる料理のレパートリーを増やしていきたいと思っています。
よって,「気合を入れ過ぎず,手抜きでもない家庭料理のレシピ」を今後もご紹介していきます。
前置きはこのくらいにして,オムライスの作り方を見ていきましょう!
作り方
材料(4人分)
・玉ねぎ 1個
・鶏もも肉の細切れ 400g
・マッシュルーム 1缶
・グリーンピース 適量
・卵 6個
・ケチャップ 適量
・塩 適量
・胡椒 適量
・バター 適量
手順①玉ねぎをみじん切りにする
玉ねぎをみじん切りにします。
まず玉ねぎ全体を半分に切り,半球状の玉ねぎの繊維に沿うように5mm幅の切れ込みを入れます。
次に玉ねぎを左に90°回転させ,やはり5mm幅でテンポよく切っていきます。
切り終わった玉ねぎはサラダ油を敷いたフライパンに移しておきましょう。
玉ねぎ下部の芯は硬いので,写真左のようにV字型にカットして取り除いておくと口あたりが良くなります
後の工程をスムーズにするため,他の食材について以下の準備をしておきましょう。
・炊飯器のスイッチを入れておく
・鶏肉を冷蔵庫から出しておく
・卵をボウルに割り溶いておく
・グリーンピースとマッシュルームをボウルに出しておく
手順②玉ねぎを半透明になるまで炒める(中火)
玉ねぎを中火で炒めます。
焦げ付かないように,木べらなどでよくかき混ぜつつ炒めましょう。
玉ねぎが半透明になったら火を止めて,一旦別皿に取り出します。
この段階で玉ねぎを炒めるのは,口あたりを良くするためです。
後の工程でも玉ねぎを炒めるので,ここでは玉ねぎが半透明でやや青みが残るくらいの炒め具合で大丈夫です
手順③鶏肉を炒める(中火)
玉ねぎを炒め終えたら,再びサラダ油を敷いて鶏もも肉細切れを炒めます。
焦げ付かないようにしつつも肉に火がしっかり通るように,中火でサッと炒めましょう。
手順④玉ねぎ・グリーンピース・マッシュルームを投入し,ケチャップと絡めて炒める(弱火〜中火)
鶏肉を炒め終わったら一旦弱火にし,先ほど別皿に移しておいた玉ねぎ・グリーンピース・マッシュルームを一気に投入します。
次に,ケチャップとフライパン上の材料を混ぜていきます。
フライパンの中心に空白地帯を作り,そこにケチャップを投入します。
すぐに他の材料と混ぜずに,焦げ付かない程度にケチャップの水分を飛ばしてから混ぜましょう。
ケチャップをあえてこの段階で投入するのは,チキンライスの水分量を調節するためです。
ケチャップは水分が多く,この後で投入するご飯の水分と合わさるとチキンライスがベチャッとした食感になりがちです。
手順⑤ご飯を投入してよく混ぜ,塩胡椒を振りかけて味付けをする(弱火)
ご飯が炊き上がったら,フライパンの容量も考慮しながらフライパンに投入します。
火は弱火のまま,ご飯と他の材料が満遍なく混ざるように木べらでかき混ぜます。
塩胡椒,バターも適量入れて味付けをしましょう。
十分に混ざれば,チキンライスの完成です!!
ケチャップの量が足りずにチキンライスのオレンジ色が薄ければ,ここでケチャップを追加で投入します
手順⑥卵を焼く(弱火〜中火)
チキンライスが完成したので,いよいよ卵を焼いていきます。
チキンライスを作ったフライパンより一回り小ぶりなフライパンにサラダ油を敷き,中火で熱します。
割り溶いた卵を一気に流し込み,フライパンを火から持ち上げて円を描くように傾け,卵液が大きな円状に広がるようにします。
火を弱火にし,卵液の一部が半熟のまま残るくらいになったら火を止めます。
フライパンが十分に熱せられているかは,見た目ではなかなか分かりません。
卵をかき混ぜた箸の先に卵液を少しつけて投下し,それがたちまち熱せられるかで判断できます。
卵は人数分焼きますが,その度にサラダ油をきちんと敷くことが重要です。
また,フライパンを持ち上げて傾け,油がフライパンの面全体に行き渡るようにしましょう。
こうすることで焼いた卵がスッとフライパンから剥がれます。
手順⑦卵の上にチキンライスを載せて包み,お皿に移す
焼き上がった卵の上にチキンライスを載せます。
コツとしては,フライパンの持ち手の延長線上に真っ直ぐになるようにチキンライスを配置することです。
真ん中部分はやや膨らませて,端はやや細くします。
この時,あまりに多くのチキンライスを載せると後でさらに移す際に形が崩れるので,チキンライスの量は気持ち少なめにするのがコツです。
「足りない!」という時はおかわりしましょう!
さあ,いよいよクライマックスです!!
焼いた卵の端が浮き上がったようになっているところを箸でつまみ,左右からチキンライスにかぶせるようにします。
いよいよ皿への移動ですが,ここでサラダ油を敷いていたことが効果を発揮します。
フライパンを傾けると,少し箸で押してあげるだけでオムライスがススっと端に滑って移動するので,そのままフライパンをひっくり返してお皿に移し,必要に応じてキッチンペーパー等で形を整えます。
綺麗なオムライスの完成です!!
まとめ
いかがだったでしょうか。
このレシピは,卵料理が大好きな私が,昔ながらの洋食屋さんのような美味しいオムライスを自宅で作りたいと考えて,様々なレシピを参考に作りました。
慣れれば1時間もかからずに作れると思います。
レシピの主なポイントとしては,以下になります。
1. 玉ねぎを最初に炒めておくことで,口あたりを良くする
2. ご飯の投入前にケチャップを炒めて水分を飛ばす
3. 卵を焼く前に,毎回フライパン全体にサラダ油を十分に敷いておく
オムライスは洋食の基本的なメニューでありながら,意外と工程が多く,見た目を整えるのも簡単ではありません。
私のように料理初心者の方のスキルアップに少しでも貢献できていたら幸いです。
オムライスを美味しく作るポイントが他にもありましたら,是非教えてください!!