【無料体験実施中!】中学生・高校生向け「立問力」ワークショップ

はじめに

いつも当サイトをご覧いただきありがとうございます。
この度リベラルアーツ研究所(リベ研)では,新しい時代を生き抜くための思考力が身に付く教育サービス「メビウスアカデミー」を開講することと致しました。

このプログラムは,受講生の「立問力(問いを立てる力)」を高めることを目的として,東京大学出身の講師2名が受講生のご要望に応じた丁寧なサポートを実施することが最大の特徴です。

どんな人に向けたサービスなの?

このプログラムは主に中高生を対象としており,例えば以下のようなご要望・お悩みをお持ちの方を想定しています。

  • 中高生の優秀層で,自らテーマを決めて課外学習にチャレンジしたい
  • 学校の勉強だけではなく,より実践的な学びを体験したい
  • 部活に入っていないけれど、どうやって自己成長すればいいのか分からない
  • 部活が忙しいから、短時間で学力を高めていく方法を知りたい
  • その他,大学進学についてお悩みを抱えていて,アドバイスが欲しい
    (※本サービスでは通常の教科指導は扱っておりませんが,これまでの指導経験や情報網を活かしてアドバイスをさせていただくことは可能です。詳しくはページ下部の講師プロフィールをご覧ください)

サービス概要

本プログラム「メビウスアカデミー」は,一言で言えば「世界で一番自由なゼミ」です。
以下のような特徴を持っています。

  • 受講生が自由にテーマ・アウトプットを設定して、研究をする
  • 一人ひとりにメンターがついて、アウトプット完成までをサポートする
  • 途中、受講生同士やメンターと発表・議論・フィードバックしあって、アウトプットの完成度を高める

サービスの流れのイメージ

本サービスの受講生は、次のような流れでテーマに取り組みます。

①テーマ決め

立問力の土台となる、「最初の問い」を立てるステップであるため、最も大切なステップです。
テーマの設定の仕方は様々です。
基本的には受講生自らの興味関心に基づいてテーマを設定しますが、何をテーマにしたらよいか分からない、という受講生とは、ヒアリングとディスカッションを通してテーマ設定をサポートします。
既に自分である程度取り組むテーマが定まっている受講生であっても、当然同様のサポートはいたします。

②テーマの深堀り・課題の特定

実際に取り組むテーマが定まった段階で「はい、どうぞ!」と投げ出すことはいたしません。
より本質的な「問い」にたどり着くために、調査・分析やロジカルシンキング等の思考を通して課題を特定し、真に取り組むべき「問い」を設定します。

③課題に対する仮説立て

課題を特定を行ったら、次は仮説構築です。
受講生自らが仮説を立てることを重視しているため、講師側から直接的に仮説を提示することはいたしません。
受講生がたてた仮説を元にディスカッションを行い、よりよい仮説の立て方を学びます。

④仮説実証のための情報収集

仮説を立てられたら、次は仮説の実証のための情報収集です。
まず、どのような情報を収集すれば仮説が実証されるのか?という思考をし、ブランク資料(項目のタイトルと、その項目に対応する内容の概要が記載された資料)を作成します。
次に、各項目をどのような資料から資料から集めればよいのか?を言語化します。
そして、実際に資料を読み解き、必要な情報をピックアップして、仮説の実証を進めます。
どのようにして資料を探せばよいのか、探した資料からいかに効率よく必要な情報をピックアップするか、といったことについて、経営コンサルティングファームのやり方を元に学びます。

⑤仮説実証のためのフィールドワーク・実験・インタビュー

調査を進めていくと、必ず本や論文、デスクトップリサーチだけでは集められない生の情報が生じてきます。
そのため、フィールドワーク・実験・インタビューを通して自分でデータを作成したり、直接的に仮説の答えとなるような情報を手に入れる必要があります。
どのように実験などをデザインし、どのような手順で進めていくのか、ということについて、東京大学の理系大学院で実施されているレベル感で学びます。

⑥集めたデータ・情報の分析・解釈

実験などで集めたデータは、解釈しなければただの数字です。
どのよいにして結果をまとめて、どのような手法で分析を行い、どのようにして示唆を出すのか?ということについて、学びます。

③〜⑥を繰り返し、より精度を高めていく

③課題に対する仮説立て〜⑥集めたデータ・情報の分析・解釈を繰り返し、②で設定した「問い」に対する「答え」の解像度を上げていきます。

⑦アウトプットの作成

最終的なアウトプットの形は、基本的にはレポートや発表資料で、それを元にした発表会も行います。
また、テーマによってはコンテストへの応募、特定の機関への資料の提出・提案なども行います。

並行して行う生徒同士・講師とのディスカッション

上記①〜⑦の各ステップで講師陣とのディスカッションを通して精度を高めていくことはもちろんのこと、受講生同士での活発なディスカッションを推奨している点も、本ワークショップの特徴の一つです。
受講生同士は全く異なるテーマに取り組んでいることがほとんどですが、そのような中でも深い議論を行えるよう、ディスカッションテーマの設定からディスカッションへの臨み方までを学びます。

具体的なサービス内容と期待できる効果について

サービス受講生のお取り組み例

  1. 受講生と講師で議論し,取り組むテーマを決める
  2. アウトプットイメージを考える(文章・イラスト・音楽など,何でもOK!)
  3. アウトプットのために必要な情報・スキルを整理する
  4. 必要な情報等を収集し,発表までの道筋を考え練習する
  5. 中間発表を他の受講生と共に行い、議論・アドバイス・FBを行う
  6. 中間発表の内容をもとにアウトプットを修正する
  7. アウトプットを完成させる
  8. 最終発表をしてFBを受ける
  9. 次のテーマを決める

お取り組みの具体イメージ(例)

テーマ例

鳩は何故鳴くのか?そして、どのような鳴き方が最適なのか?

現在の東京(23区部)の都市としての問題点は何か?将来の東京の都市計画はどうあるべきか?

取り組みの流れ

  • 疑問を持ったテーマに関連して既存の情報を集め、必要に応じてインタビューを行う
    • 論文・本・大学の先生など
  • 現状を整理した上で、問いを立てる
  • 問いに答えを出すための設計をする
  • 実行していく中で途中発表やゼミなどを繰り返し、徐々に問いとその仮説検証をブラッシュアップ
  • 最終アウトプットをレポートとパワーポイントプレゼンテーションの形式で作成
  • リベ研の受講生と講師の前で発表
  • 場合によってはコンクールなどで発表を行う

このサービスを受講すると期待出来る効果

① 自分で考え,行動する力が身に付く

本プログラムは,「受講生自身の興味・個性に基づいた学習」を重視しています。
テーマ設定から情報収集,フィールドワーク,成果物作成,発表など全ては受講生が主体となってプログラムが進行していきます。
最終発表を終えて講座が終了する頃には,自ら考え行動する力が飛躍的に高まった状態となっています。

② 自分自身の力でどこまでも成長していく方法が分かる

先述のように,テーマ設定から最終発表まで全て受講生自身が主人公となり進めていただきます。
こうした一連のプロセスを経る中で,自らの課題を見つめる機会が多く生まれ,それを乗り越える自分なりの方法が体得されていきます。
また、一つのテーマの発表が終わった際、それまでの取り組みの振り返りを行った上で、次に取り組むテーマの設定を行い、常にレベルを上げ続けて成長していくことが出来ます。

③ どんなに忙しくても目的を達成する力が身に付く

本プログラムは,学校生活や学習塾といった通常カリキュラムとの両立を前提としています。
忙しい日常生活の中で自ら設定したゴールに向けて活動するのはチャレンジングですが,忙しさを言い訳にせずに取り組むべきことに取り組む力が養われます。

④ 確固たるリーダーシップが身に付く

本プログラムは「立問力」をテーマとしていますが,「立問力」とは「自ら問いを立てる力」です。
自ら設定した問いに答えを出すべく行動し,アウトプットを生み出していく過程は決して平坦ではありませんが,受講生の今後に大いに資するものとなることは間違いありません。
この過程によって,「自らが自らを率いる」リーダーシップが育まれ,結果として他者にも影響を及ぼすリーダーとなっていきます。

このサービスが鍛える3つの力

このプログラムでは,受講時に以下3つの力が養われます。
こうして養われた力は,プログラム終了後も生涯を通じて受講生の財産となります。

①:立問力(問いを立てる力)

誰かに与えられた問題に反射的・受動的に答えを出すのではなく,取り組むべき問い自体を自ら設定する「立問力(問いを立てる力)」が身に付きます。

②:自律的に思考する力

自らが設定した問いに対して自律的に思考し,能動的に解を出していく力が身に付きます。
情報を収集・分析し,ときに他者と協力・議論しながら思考を深める体験をしていただきます。

③:考えを表現する力

本プログラムでは,単に思考するだけではなく,何らかの形で自分の考えを表現する「アウトプット」を重視しています。文章・絵画・プログラミング等々,受講生が自分に合った形で成果物を作成できるよう講師が丁寧にサポート致します。

サービス誕生の背景・込めた思い

 入試をゴールとする従来型の教科学習では,「答え」が予め定められており,同様に決まっている「答えに辿り着くためのプロセス」をいかに速く正確に答案上に再現するかという能力が重視されてきました。
これは「誰かが立てた問いに答える力」です。

 しかし,変化が激しく将来予測が難しい現代においては,「ゴール」や「そこに辿り着くためのプロセス」を自ら設計し,かつ臨機応変にその設計を変化させる能力が求められています。

 上記のカギとなるのは「自ら問いを立てる力」です。
「問いを立てること」は本来,あらゆる思考の基礎となる行為ですが,従来型の教科学習の中でこの能力が鍛えられる機会はほとんどありません。問い(≒問題)は既に設定されており,思考よりも知識の暗記が重視されているからです。

 私たちは東京大学在学中に家庭教師や大学受験塾の講師を務める中で,従来型学習の大切さを十分に理解しつつもこうした現状に疑問を抱き,新しい教育プログラムのあり方を検討してきました。
これからの時代を作っていく子供たちに本当に必要な力とは一体何なのか?
大学院での研究や社会人生活の傍らで議論を重ね,たどり着いたのが「立問力」です。

 「次世代に資する教養」について研究・発信するため設立した当サイト「リベラルアーツ研究所」は立ち上げから1年余りで1万PV/月を超えるまでに成長しました。
「立問力」は,私たちがこのサイトを作ったり記事を執筆したりする上で常に念頭に置いてきた能力です。

 従来型の教育がカバーしきれていない「立問力」を,プログラムを楽しみながら鍛えていただければ,これからの時代はもっと面白くなる。日本の中高生をはじめとする若い人たちから,真に思考力・行動力に優れたリーダーが生まれてくる。

 私たちはそんな思いでこのプログラムを開発しました。
まだまだ至らぬ点ばかりですが,少しでも興味をお持ちいただけましたら,是非お問い合わせください。
何卒よろしくお願い申し上げます。

無料体験授業の案内

「立問力を鍛える」体験ができる無料のワークショッププログラムを実施します。
実施内容・形式等はご事情に合わせてカスタマイズ可能ですので,是非ご相談ください。

  • 対応可能な受講人数は1名〜30名程度(応相談)
  • 実施形式はオンラインでも,対面でも可能
  • 本サイトを運営している東京大学出身の社会人2名が講師となります
  • プログラム内容や実施形式など,随時ご相談可能ですのでお気軽にお問い合わせください

お申込みからサービス開始までの流れ

  1. お申し込みフォームにご記入いただく
  2. サービス内容のご説明(オンラインor対面)
  3. (内容をご理解いただけた場合)プログラム内容・実施方法等の相談
  4. サービス開始

よくあるご質問

Q:1人でも参加できますか?

A:はい,お1人でも問題なく参加できます。
もし周囲にご興味のあるご友人などがいらっしゃれば是非お誘い合わせの上ご参加ください。

Q:講師はどんな人ですか?

A:東京大学文系学部卒で経営コンサルティングファーム勤務のもりおと、東京大学大学院理学系研究科卒でITベンチャー企業勤務のサメの助が務めます。
(詳しいプロフィールは後述します)

Q:中高生以外でも参加出来ますか?

A:参加可能です。詳しい参加形態についてはご相談の上決定しますので、まずはお気軽にご連絡ください。

Q:受講料金は発生しますか?

A:現在はサービスの試験期間中のため、全てのサービスが無料でご利用いただけます。
今後もし有料のサービスに移行する場合には事前にご連絡し、自動的に有料サービスに移行することはございません。

講師プロフィール

もりお

東京大学文系学部卒の経営コンサルタント。
 都内トップクラスの中高一貫校を卒業後,大学時代は東大受験指導専門塾(集団指導型)の講師として計200人以上の中高生に授業・進学指導を行い,東大・慶應・早稲田・医学部等を中心に生徒の進学をサポート。
 現在は大手コンサルティングファームに勤務する傍ら,「次世代のための教養」をテーマにした当サイト「リベラルアーツ研究所」を運営している。
 従来の教科学習の枠に囚われず自ら思考・行動することができる次世代人材の育成に強い情熱を持ち,日々研究を重ねている。

サメの助

東京大学農学部卒、同大学大学院理学系研究科卒。
 都内トップクラスの中高一貫校を卒業後、大学時代は家庭教師として小学生から高校生までの指導にあたり、生徒は豊島岡女子学園中学校、慶應義塾大学などに合格。
 大学院の研究では幼少期からの憧れの生物を研究し、今後の当該分野の発展に寄与する研究手法を開発。
 2021年4月からはITミドルベンチャーにてSEOコンサルタントや新規事業開発のプロジェクトマネージャーとして勤務。
 また、リベラルアーツ研究所では、若い世代の教養や立問力が高まっているような、面白い世界を妄想して活動中。